自社ECサイト解析分析レポート ― 見方ガイド

サンプル企業 | 作成: 2026-07-12
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ECサイト分析レポート ― 見方ガイド

① まずどこを見るか(優先順位)

  1. 「①シックスナンバーズ 達成率」で、最も赤い(低い)数字を確認する
  2. 下表で対応するセクションに飛び、原因の仮説を立てる
  3. PSI・Clarityで「速度」「使い勝手」の問題が伴っていないかも確認する
弱い数字見るべきセクション着目点
①顧客数・④ユーザー数チャネル別/GSC検索/広告どの流入経路が伸びていないか
③購入頻度(本サンプルには非搭載)お使いのメール/LINE配信ツールのデータと合わせて確認リピート促進施策の量・効果。six-numbersスキルが自動計測するのはここまで
⑤転換率ランディングページ/PSI/Clarity速度・導線・コンテンツの質
②購入単価・⑥平均注文金額商品売上TOPセット販売・クロスセルの余地

② 用語の意味

用語意味
セッションサイトへの訪問1回分(同じ人が何度も来れば複数カウント)
購入経路(ファネル)セッション開始→商品閲覧→カート追加→購入手続き開始→購入完了、の各段階を通過した件数。段階が進むごとに数が減っていくのが普通で、どこで一番減っているか(離脱率が高いか)を見る
エンゲージ率10秒以上滞在・複数ページ閲覧・購入等、「ちゃんと見てくれた」割合
CTR(クリック率)検索結果に表示された回数のうち、実際にクリックされた割合
平均掲載順位検索結果で自社ページが表示された平均の順位(小さいほど上位)
LCPページの主要コンテンツが表示され終わるまでの時間(速いほど良い。2.5秒以内が目安)
CLS読み込み中にレイアウトがガタつく度合い(小さいほど良い。0.1以下が目安)
デッドクリック/レイジクリック反応しない場所へのクリック/苛立っての連打クリック。ページの分かりにくさのサイン
クイックバッククリック直後にすぐ戻った割合。開いた先の内容が期待外れだった兆候
過剰スクロール目的のものが見つからず何度もスクロールした割合。情報の探しにくさのサイン
スクリプトエラーページ内でJavaScriptのエラーが発生した割合。表示崩れ・機能不動作の疑い
CPC/CPACPC=広告1クリックあたりの費用。CPA=広告経由で1件購入を得るためにかかった費用(低いほど効率的)
ROAS広告費用対効果。広告費に対して何倍の売上(広告経由CV値)を生んだか(例:500%=広告費の5倍)

③ 前年対比の色分け

数字がなら前年より改善、なら悪化。一時的な要因(キャンペーン月の反動等)もあるため、単月だけでなく年間推移も合わせて見る。

④ セッション数が場所によって少し違って見えるのはなぜ?

「月間のKPI推移」のセッション数と、「チャネル別」表の合計セッション数は、GA4の仕様上ぴったり一致しないことがあります(目安で1%未満のズレ)。1つの訪問(セッション)内で流入元の判定が複数チャネルにまたがることがあり、チャネル別に集計すると同じセッションが重複してカウントされるためです。売上・購入率など金額系の指標には影響しません。「今の売上の数字」の基準値は常に次元を付けない単純集計(月間のKPI推移側)を採用しています。

⑤ 広告指標(CPA・ROAS)の目安の考え方

CPAは低いほど、ROASは高いほど効率的ですが、「良い数字」の基準は粗利率によって変わります。目安になるのは損益分岐点のROAS=100 ÷ 粗利率 × 100%(例:粗利率30%なら約333%が損益分岐)。これを上回っていれば広告は黒字、下回れば赤字です。広告費を大きく増減させた月(テスト予算等)は一時的にROASが振れやすい点にも注意。

⑥ ユーザー属性(地域・年齢・性別)の活かし方

「unknown」が大半を占めるのは同意設定・計測環境によるもので、それ自体は問題ではありません。実際に活かす場面は2つ:①購入率が高い層に広告・SNS配信を厚くする(ターゲティング調整)②その層に響く言葉遣い・商品構成にページの打ち出し方を寄せる(product-pageスキルでペルソナ設定する際の裏付けデータとして使う)。